接客モード

~キャストの接客モード~
同伴やアフターは、本来キャストの仕事ではありません。
キャストの本来の仕事は、店内での接客です。
キャストは、お客様の性格を読みながら、キャラクターをつくっていきます。
機会があったら親しいキャストに「たまには甘えてもいいんだよ」と、頼んでみると「ウーン」なんて言いながら、ネコの様なしなをつくって甘えて見せてくれるでしょう。
あるいは親しいキャストが、新規のお客様についている姿を観察してみると良いでしょう。「あいつ、あんなキャラだったか?」と刮目することになるはずです。
これを演技が過ぎるとか、変わり身が早いとか、だから女は屎尿出来ないと、批判的に見るのではなく、無意識に顧客を無視してone to oneマーケティングを行っていると評価するべきでしょう。
お客様が自分に何を求めているのかを察して、求めている女性を演じるのもオンデマンドな
空間がキャバクラということなのです。
具体的には、キャストはお客様の心をどのようにつかんでいくのでしょうか?
あなたがキャストのスタイルの良さを褒めたとしましょう。
そのキャストが「私、○○さん(お店のナンバーワン)のように脚が長くないし、最近太ってきたの」と短所を口にしたら、彼女はこの仕事をよく理解しています。
短所を口にすることで、キャストに対する親鸞感が生まれてくることを、経験上学んでいるのです。
例を挙げましょう。
あなたは「この車は競合車よりパワフルで燃費が良いんです!」と自社を絶賛するセールスマンと、「この車は競合車よりパワフルですが、燃費が少し犠牲になってしまいました」と正直そうに語るセールスマンのどちらに信頼感を抱くでしょうか?
よいという一面だけを提示することを「片面提示」、よいこと悪いことの両方を提示することを「両面提示」と呼びます。
当然、後者の方が信頼感が高いことは言うまでもありません。